こんにちは、CGを1年間の独学で習得し、現在フリーランスとして活動している西川です。
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私は高校を中退したあと、独学で3DCGを1年ほど学習して就職しました。
世の中をみると、専門学校で勉強して就職している人がほとんどです。ですが独学で就職する人もいます。
この悩みを解決します。
本記事の内容
- 3DCGを独学で学習して就職する方法
- 3DCGは独学で学習して就職できます
- CG業界は実力主義である
私は実際に独学で習得して、就職しました。そして現在フリーランスとして活動しています。
どうすれば独学で就職できるのか、実体験から具体的な方法を解説します。
3DCGを独学で学習して就職する方法
結論を先言います。高クオリティのポートフォリオを作成することです。
ポートフォリオというのは、自分の作った作品集のことです。pdfでまとめたり、一冊の本のようにすることあります。技術職ではよく使われます。
webエンジニアは自分の作ったサイトなどがポートフォリオになりますね。
結局は「高クオリティのポートフォリオを作る」に集約されます。専門学校に行ってもポートフォリオがだめだったら就職できません。
CG業界は常に人手不足なので、通年採用している企業がほとんどです。そういった企業に高クオリティのポートフォリオを送れば就職できます。
「でも学校に行ってないと難しいのでは?」と思うかもしれません。しかし会社からすれば学校に行ってようが、行ってなかろうが仕事ができればそれでいいんです。
実際、私も中卒でしたが就職できました。学歴なんて気にされなかったですね。
ではどうすれば高クオリティのポートフォリオを作れるか?
これは独学でも専門学校でも同じだと思います。
自分で調べて学習し、実際に作品を作り、改善して、また次の作品を作る。
このサイクルを回していきましょう。これができない人は専門学校で行っても正直むだなんじゃないかなぁ・・・と思います。
ですが独学の場合、客観的に作品をみてくれる人や、作品をつくるモチベーションを保つのが難しいと思います。そういうときはSNSなどでアドバイスもらったり、同じように勉強している人を探しましょう。
国内だけでなく、海外の人の作品も参考にしましょう!やはりCGの最先端はアメリカなので、学生でもレベルが高い人が多いです。
独学の方が有利な所もある
専門学校で勉強している人のポートフォリオは、学校のカリキュラムで勉強しているので、同じような作品、構成のポートフォリオが多いです。
これは採用する企業側からしたら他の人のポートフォリオと比べて、目立つ所がないつまらないという印象になってしまいます。
ですが独学で勉強した人のポートフォリオは、他の人と被る所が少ないので目立ちやすいです。
そこに目を引く作品があれば、かなり有利です。
転職エージェントを使う
ポートフォリオを作ったら転職エージェントを使うのをおすすめします。実際に私も初めて就職したときはエージェントを使いました。
「転職エージェントなんだから転職でしか使えないのでは?」と思うかもしれません。私もそう思っていました。
しかし実は転職じゃなくて普通の就職でも利用できます。
エージェントは人を企業に採用してもらえれば、企業側から報酬をもらえるので、転職とか就職とか根本的には関係ないんですよね。企業がお金を払うので、私たち就職する方は無料で利用できます。
転職エージェントは求人の数が多いので「DODA」がおすすめかなと思います。無料なので気軽に試してみてください。
3DCGは独学で学習して就職できます
作品がすべてです。これは独学でも学校に行っても同じです。高クオリティの作品を作れれば独学でも就職することができます。
よくある勘違いが専門学校に行けば、カッコイイ作品が作れるようになるという考えです。
学校に行っても自分で頑張る必要がある
学校の利点はカリキュラムを組まれて、基本的なことは教えてもらえることです。特に一緒に勉強している人達がいるのでモチベーションも保ちやすいでしょう。
ですが学校でも、本人が自分で努力する必要があります。当たり前ですが人から教えられて、創作しているだけでは大して成長することはできません。
学校からの課題をしているだけでは、ありきたりものしか作れないのはイメージできると思います。
技術の進化もとても早いので、自ら情報を収集する能力がないとついていけないでしょう。
独学でもカッコイイ作品は作れる
日本だと少ないですが、海外のチュートリアルはとても豊富にあります。それらのチュートリアルをこなしていけばカッコイイ作品を作ることも可能です。
情報のほとんどは英語です。しかし英語はわかる必要はないです。画面を見ていれば大体理解できます。私も中学英語くらいしかわかりませんからね。
英語に対する苦手意識は捨てておいたほうがよいでしょう。英語ってだけで拒否反応を示す人はもし就職できたとしても、技術の流れについていけません。。
私が一年弱で作成した作品を紹介します。実際にこれらの作品でポートフォリオを作り、就職しました。Artstaionという有名なポートフォリオサイトです。誰でも無料で開設できます。
CG業界は実力主義である
CG業界で重視されるのは学歴や経歴ではなく実力です。
大手だと 学歴や経歴も重視されますが、中小企業ならほとんど重視されません。
異業種からまったくの未経験で転職してくる人も多くいます。私が前いた会社では元ショップ定員、元呉服屋など様々な人がいました。
実力の判断材料は?
就活するときに必要なのが履歴書と職務経歴書、そして何ども述べていますが、ポートフォリオです。
まぁほぼポートフォリオですね。
企業や学校がポートフォリオを公開しているところもあります。下記は九州デザイナー学院のポートフォリオです。専門学校の中でもとてもレベルが高いです。
まとめ
作品を作りましょう!
3DCGのすべての分野でポートフォリオは大事です。作品を作り、クオリティをあげましょう。
クオリティの高いポートフォリオがあれば、転職も簡単にできますし、フリーランスとして働くこともできます。
3DCGはプログラミングやイラストと一緒で、一朝一夕で習得できるものではありません。着実に一歩一歩進めていきましょう。
今回は以上になります。