3DCGで効率的にアニメーションさせるために必要になるリギングについて解説します。
リギングとは?
3Dモデルをにボーンを適用し、スキニングまで終われば3Dモデルをアニメーションさせることができます。
スキニングについてわからない人は下の記事をご覧ください。
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3DCGのスキニングとは?スキニングについて解説します
こんにちは、CGを1年間の独学で習得し、現在フリーランスとして活動している西川です。 ツイッターとインスタもやってます。お問い合わせはこちら。 3DCGでボーンを設定してアニメーションさせるために必須 ...
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ですがボーンをそのままアニメーションさせることは大変です。効率的にアニメーションさせることができるように、コントローラーを作成することがあります。
このコントローラーをリグと呼び、リグを作成する作業をリギングといいます。
下のGifをご覧ください。赤色や緑色、青色の線のようなものがリグです。リグを操作して3Dモデルを動かし、リグに対してキーフレームを打つことでアニメーションさせます。
リグを作成するためには3Dソフトに対する深い理解と、数学、アニメーション、人体の知識など高度な技術が必要とされます。
近年、リガー(リギング専門の人)の人手不足が話題になっています。
リギングはリグ(アニメーションさせるためのコントローラー)を作成する作業のことだと覚えておきましょう!
最後に
モデリングが終わってアニメーションさせるまでに
「ボーンを入れる」→「スキニング」→「リギング」と3つの工程が必要です。これらのことをセットアップなど呼んだりしますね。
企業によってはアニメーターやモデラーが兼任することもあります。
モデラーなどは過度に理解する必要はありませんが、ざっくり全体の流れを理解しておくことは大事です。
以上になります。