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UE4のSimpleGrassWindを使って簡単に草をゆらす方法

UE4のSimpleGrassWindを使って簡単に草をゆらす方法

こんにちは、CGフリーランスとして活動している西川です!Youtubeツイッターインスタもやってます。お問い合わせはこちら

ゲームの背景によく使われる草。けどただ配置しただけだと味気ないですよね。
今回はUE4(Unreal Engine4)で簡単に草を揺らす方法を紹介します。動きがあればかなり、見栄えが良くなります。

UE4には草を簡単に揺らすことができるノードが用意されています!UE4で草をゆらす方法を解説していきます。

本記事の内容

UE4の「SimpleGrassWind」を使って草を揺らす方法。

UE4のSimpleGrassWindを使って簡単に草をゆらす方法

マテリアルのワールド位置オフセットを使います。これを使うことでメッシュの頂点単位でゆらすことができます。

独自でノードを作っても良いんですが。。UE4は簡単に草を揺らすためのノードを用意してくれています。「SimpleGrasswWind」です。

「SimpleGrasswWind」ノードをマテリアルの「ワールド位置オフセット」に接続します。そのままだとエラーになるので、4つのパラメーターに値を入力しましょう。
画像の通りに数値を入力したら、始まりとしてちょうど良いと思います。これだけで草をゆらすことができます!確認してみてください。

しかしこれだけでは問題があります。メッシュエディタで確認したらわかるんですが、草の上から下まで均等にゆれてしまっています!

これを修正するためには、メッシュの上から下までのグラデーションを利用します。グラデーションを利用して、草の上のほうだけゆらすようにしましょう。

LinearGradient」ノードを利用します。これでUVのV軸でグラデーションを得ることができるので、「Multiply」ノードを使って乗算。今回はそのままだとグラデーションが逆向きになっていたので、「OneMinus」ノードを使って反転させました。

ちゃんと使うためには草のメッシュのUVを縦方向に開いておく必要があるので気をつけましょう。

グラデーションの幅を変更できるように、「Power」ノードを間にはさんで完成です!

マテリアルインスタンスでパラメーターを調整できるように、「右クリック」→「パラメーターに変換」でパラメーターに変換しておきましょう。これで自由に風の影響度を調整できます。

まとめ

UE4でSimpleGrassWindを使って簡単に草を揺らす方法を解説してきました。もちろん独自にノード組んで風を作ることもできます。ワールド位置オフセットを利用することで実現できるので、ぜひ試してみてください!

以上になります。もしご質問等ありましたら、お気軽にツイッター、もしくはお問い合わせから聞いてください。可能な限りお答えします~。

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