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ノンデザイナーズ・デザインブック【書評】

ノンデザイナーズ・デザインブック【書評】

デザインの原則を紹介してくれる本です。各所で紹介されていて有名ですね。

デザインに関わる人全ての人におすすめできる良書でした!私はKindleで購入しました。Kindle版は大きさが本と同じくらいなのでIpad Proで読みました。

小さいタブレットだと読みづらいと思うので気をつけてください。

大事な4つの原則

デザインの原則は以下の4つに集約されます。

4つの原則

  • 近接
  • 整列
  • 反復
  • コントラスト

1つだけ適用されることはなく、これらの原則が4つ全て適応される必要があります

近接

近しい意味の文章を近接させます。

近接させることによって情報が整理され、構造化した文章、デザインになります。ユーザーは近接によりどの情報が関係性が高いのか瞬時に理解できます。

整列

要素を整列させましょう。中央揃えか左揃え、右揃えにしましょう。初心者は左揃えか、右揃えをまず考えてみましょう。中央揃えは意図的ならOK、だけど高難易度なので使いどころは考える必要があります。

空白による見えない線を意識する。整理された美しいデザインになります。

整列がされていないと散らかった感じになってしまいます。

反復

同じ要素を反復させる。反復することにより統一性、一貫性がでます。1つのデザインだけではなく名刺、封筒、WEBページなど反復させることにより、ユーザーに同一のものだと認知させることができます。

反復により同種類の情報だとユーザーがわかり情報が処理しやすくなります。

コントラスト

視線誘導の要になります。注目してもらいたいところ、重要な情報を明確なコントラストをつけて強調しましょう

新人はここができてないことが多いみたいです。勇気を持って明確なコントラストをつけましょう。

4つの原則を全て適用する

これらの原則を全て適用をする必要があります。1つ1つ意識的に適用してデザインを良くしていきましょう。

4つデザインによる効果

デザインする側も4つの原則を考える過程で、文章や画像が構造化されてわかりやすくなります。それによってユーザーが情報を高速に処理しやすくなります

特にWEBページや広告などはユーザーが主導権を握っています。読みにくいページだとすぐ読み飛ばされますよね。

なのでユーザーに対して情報を的確に伝えるデザインというのはとても重要だと思います。

まとめ

今回はノンデザイナーズ・デザインブックをまとめてみました。この本の素晴らしいところはデザインの本質をシンプルな4つの原則でまとめているところだと思います。

他のデザインの本だと「このパターンだとこう、だけどこのパターンはこう」みたいにたくさんのデザインパターンを紹介していて、結局実際にどう使えば良いのかわからないことが多いんですよね。それがこの本ではシンプルにまとめられているので実践的です。

この本が気になる人は是非読んでみてください。


以上になります。参考になればうれしいです。

 

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