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3Dソフトの中でもスカルプト系と言われるソフトがあります。その中でも特に有名なのがZbrushです。Zbrushを勉強したいと思っている人も多いのではないでしょうか？しかしZbrushは結構操作に癖があるソフトです。
Zbrushを独学で学べるか不安。。Zbrushの効率的な学習方法を知りたい！
この疑問に答えます。
本記事の内容
- 初心者の私が独学でZbrushを習得した方法
- Zbrushが独学でも問題ない理由
実際に私は全くの初心者から、3ヶ月ほどの独学でZbrushを使って、2時間ほどで以下のような作品をつくれるようになりました。
すべて私自身の実体験から話していきます。
ゲーム用のハイモデルもスカルプトすることができるようになりました。これで高クオリティのキャラクターを作ることができます。
そしてこれらの作品で未経験からゲーム会社に就職しました。なのである程度説得力があると思います。
初心者の私が独学でZbrushを習得した方法
まずZbrushの基本操作をマスターしましょう。UIなどの基本操作も大事ですが、Zbrushとはそもそもどういったソフトなのか？を理解するのが大事です。
BLESTAR ZBrush ベーシック
基本操作を覚えるならこれ一択だと思います。
私自身もこれで勉強しました。ソフトの操作方法はもちろん、Zbrushの定番ワークフローや、ソフトの設計思想まで深い知識で教えてくれます。
2020年の今はZbrushのバージョンも上がってるので、「内容が古くなっていて役に立たないんじゃないか・・・」と思うかもしれません。確かに細かいところは変わっています。
しかし変更されているのは細かい、テクニック的なところです。基本的な操作、ワークフローは変わってないので問題ありません。
しかもなんと！上記の教材からのアップデート内容は著者の和田真一さんがYoutubeで無料公開してくれています。
移動を操作するギズモが4R8から大きく変更されましたが、その内容も以下の動画で丁寧に解説してくれています。
正直本を何冊も買うより、これ一つ手元にあれば良いですね。
Gumroadで勉強する
基本操作がわかったら、Gumroadでの勉強をおすすめします。Gumroadではハリウッドで活躍している人自らが販売しているコンテンツを格安で見ることができます。
内容は英語ですが、画面を見ていれば大体わかるので問題ありません。私が実際に勉強してみて、自身をもっておすすめできるものを紹介していきます。
[blogcard url="https://gumroad.com/ikameka"]
DoomやEvolveなどのプロジェクトに関わったクリーチャーアーティストのKurt Papstein氏のチュートリアル動画です。500円くらいでプロの技をみることができます。
めちゃくちゃお得ですね。
[blogcard url="https://gumroad.com/grassetti#YGTL"]
あともう一つおすすめなのが、PS4の「ゴッドオブウォー」などを手掛けたキャラクターアーティスト、Rafael Grassetti氏の「Design and Anatomy Package」です。
Zbrushを使って人体について解説してくれています。これがなんと2000円ちょっとで見れるんですから、良い時代ですね。
スカルプトだけではなく、レンダリングまで丁寧に解説してくれています。
実際に作品を作ってみる
当たり前ですが、インプットするだけでは身につきません。実際に手を動かしましょう！
最初はチュートリアルどおりにZbrushを操作していって、慣れてオリジナル作品を作るのをおすすめします。特に何かテーマを決めてスカルプトしてみるのがおすすめですね。
キャラクターを作るときは人体の筋肉の知識などがすごい重要になります。私は以下の本を読みながら、実際に手を動かしました。
キャラクターデザイナー、彫刻家である片桐裕司さんの「片桐裕司のアナトミー・スカルプティング 完全版」です。
『パシフィック・リム』『マン・オブ・スティール』など有名作品に多数参加されている1流の人の実践的なテクニックを学べます。
「スカルプターのための美術解剖学: Anatomy For Sculptors日本語版」も人体の知識を入れるのにめちゃくちゃ有益です。
これだけインプットすればもう十分でしょう。あとは手を動かして作品を完成させましょう。
Zbrushが独学でも問題ない理由
Zbrushは独学でも問題ありません。実際今Zbrushを使える人たちは、ほとんど独学で勉強して身につけています。
最新のソフトって教えることができる人がそもそも少ないので、みんな独学で習得しているんですよね。
「いやいや、誰かに教えてもらないと無理だよ･･･」っと思うかもしれません。しかし学生は意外に思うかもしれませんが、プロも結構独学で新しい技術や、ソフトを勉強して仕事をしています。（Zbrushに限らず）
そうじゃないとCGのような進化が早い業界では、技術についていけないですよね。
なのでZbrushは独学でも問題ありません。むしろ上記の教材が良すぎて、かなり効率的だと思います。
まとめ
まとめ
- BLESTAR ZBrush ベーシックで基本操作を覚える
- Gumloadのチュートリアル、本で実践的な知識を覚える
- 手を動かして作品を完成させる
- プロも独学で学んでいることが多いので問題ない
今回はZbrushを習得した方法を紹介してきました。私自身の実体験をもとにしています。
スカルプトソフトが使えるようになれば、直感的に3Dモデルを作成することができて楽しいです。3D初心者にはポリゴンモデリングではなく、スカルプトの方がおすすめかもしれませんね。
以上になります。もしご質問等ありましたら、お気軽にツイッター、もしくはお問い合わせから聞いてください。可能な限りお答えします。