3DCGを始めようと思ったときにまず用意しなければいけないのがパソコンです。自分のパソコンがあることでかっこいい3Dモデルをあなたの手で作ることができます。
この疑問にお答えします。
私も独学で3DCGを始めたので、最初どのパソコンを購入すれば良いのかわかりませんでした。ですが色々調べてパソコンを購入しCGを始めました。
この記事の内容
- パソコンの基礎的な知識
- 3DCGに必要なパソコンのスペック
- パソコンを購入するときに見るべきポイント
- どこでパソコンを購入すればいいか
- おすすめパソコン
これらの内容がわかります。
3DCGを始めるのにおすすめのパソコン
結論を先に言うと最低限下記のスペックを超えるパソコンをBTOショップで購入しましょう。このスペックは私が5年前くらいに3DCGを始めるために買ったパソコンです。今ではもっと安くなっています。
- 値段:約10万円(税抜)
- CPU:Intel core i7-4770k
- GPU:GTX760
- メモリ:16ギガ
- ストレージ:1TBのHDD
もしこれらの単語がわからなかったら下記を読んでください。
まず必要なパソコンの知識を勉強しよう
まずパソコンを購入しようとするときにどこを見るべきなのかを知りましょう。
3DCGをする上でパソコンの基礎的な知識は避けられません。ですが難しいことはないです。最低限の知識を仕入れてパソコンを見定めれるようにしましょう。
パソコンの詳しい知識は必要ありません、見るべきポイントを押さえればOKです。
見るべきポイントは以下の4つです。
ポイント
- CPU
- GPU
- メモリ
- ストレージの種類と容量
これ以外のパーツは自作しない限り重要ではないです。
CPU
パソコンの頭脳です。ここでソフトの基本的な速さが決まります。CPUを開発している会社はIntelとAMDがありこのどちらかを選びましょう。
CPUには世代ごとに数字が割り当てられています。(例Intel core i9-9900k)
ですが世代が最新だと性能が高い!というわけではありません。必ずベンチマークを調べましょう。
ベンチマークを調べることでCPUの性能を比べることができます。気になるPCを「Intel core i9-9900k ベンチマーク」みたいに調べましょう。
そのCPUの性能を比べてみて、スペックが十分か知ることができます。
GPU
GPUはグラフィック系に必要なパーツです。3DCGやゲームなどグラフィックに関係する処理に使用されます。
Nvidiaという会社が開発しているGPUがおすすめです。
GPUも必ずベンチマークを調べて比較しましょう。数字が高いから性能が良いわけではないんですよね。
NvidiaのGPUはGeForceとQuadro、RTXと大まかに3種類あります。
昔は特徴の違いがありました。しかし今はパソコンの性能が上がったので、そんなに気にしなくていいです。私はGeForceを使っていました。
メモリ
よく作業机に例えられます。4ギガ、8ギガ、16ギガなどがあります。
3DCGをするなら16ギガ以上は欲しいところです。
結構フォトショップやGoogle Chromeでメモリが必要になります。
ストレージ
ストレージはHDDとSDDがあります。HDDの方が安いですがデータの移動などの処理が遅いです。SSDは高いですが処理が早いです。
できればSSDが好ましいですね。
CGソフトを処理の早いSSDにインストールして、容量が大きい作業データはHDDに保存するなどがよく行われます。1TB以上あれば容量は十分です。
4つのパーツのバランスが大事
4つのパーツすべてが重要です。これらのパーツと値段とのいいバランスを見る必要があります。
ちなみに私が初めて買ったパソコンのスペックは
- 値段:約10万円(税抜)
- CPU:Intel core i7-4770k
- GPU:GTX760
- メモリ:16ギガ
- ストレージ:1TBのHDD
少なくともこれ以上のスペックなら動きます。パソコンのCPUとGPUのベンチマークが上のスペックを超えているのを確認しましょう。
2020年現在ならもっと安く良いスペックのパソコンを買えますね。
ココがポイント
4つのパーツのスペックと値段を確認しよう
BTOショップで探してみよう
パソコンを購入はBTOでしましょう。BTO(Build To Order)は受注生産のことで必要なパーツをネットで指定して、BTOショップがパソコンを組み立ててくれます。
BTOは自分の欲しいスペックのパソコンを指定できて、余分なソフトがついてないので安い値段で購入できます。
他には店舗で買う、自作するなどがありますが私はおすすめしません。
店舗は3DCGで使うハイスペックなパソコンは基本的になく、使わない余計なソフトがついています。その分高価です。
自作はパソコンに詳しいなら選択肢になりますが、30万のパソコンを自作して5万くらい節約できる程度なので初心者には割りに合わないですね。
BTOショップはたくさんあるのでその中から自分の予算に合うのを探しましょう。
私のおすすめBTOショップを紹介します。有名どころでサポートもしっかりしており、初心者はこの中から選ぶのが良いですね。
2020年現在、ショップ同士の違いはそんなにないかなぁと思います。ちゃんと製品そのものを比較するようにしましょう。
ココがポイント
ショップ自体にあまり差はない。製品を比較しよう!
マウスコンピューター
私が初めて買ったパソコンはマウスコンピューターのG-Tuneでした。ゲーム用パソコンですが3DCGでも問題なく使用できます。
CG用のパソコンとゲーム用のパソコンって大差ないんですよね。ゲームには最先端のグラフィックが使われていますから。
パソコン工房
実店舗が多く老舗のBTOショップです。ラインナップが豊富ですね。
Frontier
2代目のパソコンはFrontierで購入しました。
結構セールしています。セール中のパソコンはかなり安いです。私が買ったときは年末セール中でコスパ最強でした。
3つのショップでパソコンを見比べてみる
3つのショップでパソコンしらべて、CPU、GPU、メモリ、ストレージの4つのポイントを見比べて見ましょう。コスパが良いのを選べばOKです。見比べているうちに相場もわかってくると思います。
10万から~15万くらいの予算でかなり良いパソコンを買うことができます。
3DCGを始めよう!
パソコンを購入したらさっそく3DCGを始めましょう!初心者におすすめの3DCGソフトは無料で使えるBlenderです。Blenderの勉強の仕方は以下の記事を参照してください。
[nlink url=https://harkerhack.com/blender-recommended-tutorial/]
今回は以上です。参考になれば幸いです。